アルマンディンガーネット
【英】Almandine Garnet
【和】鉄礬(てつばん)柘榴石
【式】Fe3Al2(SiO4)3
【屈折】1.785-1.830
皆さんご存知の「ガーネット」、またはなんとなくご存知の「ガーネット」といえば・・・「濃い赤色?」という印象なのではないでしょうか?実はそのガーネットの名前は「ガーネット」という単体の名前ではなく、○○ガーネットなど名前が付きます。そしてそのオーソドックスな赤色のガーネットは「アルマンディン」という種類に属することが多いです。
「アルマンディンに属することが多い」と、すこし言葉を濁していますが、
【式】Fe3Al2(SiO4)3と化学式がならんでいる部分。※アレルギーがあって見るだけでもイヤという方もいらっしゃるかもしれませんが・・・。単純にいうと、物質の成分ですね。この成分がガーネットの種類ごとに違ってきます。そしてその成分と別の種類のガーネットが持つ成分が混ざり合うことが、大半です。
たとえば『お味噌』、一言にお味噌といっても、色々な種類があります。ベースとなっている原材料が、米や、麦、豆といった具合に違いますし、白みそ、赤みそ、白と赤の混合で合わせみそ、などあると思います。まさにガーネットはそんな状態!?
とは言え味噌の場合純粋な白や赤などはありますが、ガーネットの場合純粋な成分は極めて少ないです。
『お味噌』=『ガーネット』とすると、『白みそ』=『アルマンディンガーネット』と言ったように本当は細かく分かれているのです。例えば合わせ味噌のように、白(アルマンディン)と赤(パイロープ)をあわせた場合、その混合された味噌はロードライト(赤と白の混合)と呼ばれます。
※白みそでも「甘味噌」「甘口味噌」「辛口味噌」それぞれあるようですが。
『味噌』も『ガーネット』も奥が深い(笑)
◆アルマンディンガーネット一覧
http://www.garnetfans.jp/category/item/itemgenre/garnet-type/almandine