いよいよウィーン市内へ!!
ウィーン到着までの(前編)はこちらから
1日半でウィーンをどこまで楽しめるか?
当初の予定では、ショーが終わったあとドイツのミュンヘンから
寝台列車に乗って、朝一にウィーン到着。
そして、まる2日ウィーンで動く予定だった。
ドタバタの珍道中があり、結果1日半に縮小。
到着の翌々日の早朝便で帰国は変わりがない。
単独なので、当然観光ツアーもなどもない。
ましてやウィーンに来たのは初めて。
もちろん、完全なるノープランではない。
日本ではインターネットでの情報や知人への相談もした。
そしてAmazonで買った「るるぶ」の「ことりっぷ」(笑)
意外に、このサイズの小さなガイドブックは邪魔にならず使えます。
でも一番使うのが、観光マップ。「ことりっぷ」にも掲載しているが
路面電車のトラムと地下鉄の情報や地図は観光マップの方が詳しく載っている。
おそらくホテルに宿泊するのならフロントでもらえると思う。
ただ、いくら日本にいる時に、情報を得て予習をしていても
「よーいドン」で、現地に行っみたらもう、それは全く勝手がちがうのだ。
地図は絵柄でしかないし、写真はこちらが望んだものではないし(当然)
平面というか2D。ではグーグルマップのストリートビューではどうか?
便利なもので、パソコン上で3Dの写真が出て動かせる。
でもやはりそこはやっぱりバーチャル。
実際にホテルを出たところで、どのトラムに乗ってどこまでいくか?
どこでおりてどのくらい歩くのか?かゆいところには手が届かない。
で、結果
もう、行くしかないのだ(笑)
これ、ホテルの窓から見た、すぐ近くにあるトラム駅。
白いドーム型になっているところに、トラムが発着している。
このトラムの路線図には本当にお世話になった(無料の観光マップ)
ドイツのミュンヘンでもそうだったが、乗り放題のチケットなので
間違っても、逆方向に行くだけで戻ってくればいい。
ミュンヘンから到着した駅は、
「Westbahnhof」直訳すると西駅。
宿泊ホテル近く、最寄りのトラムは、
その隣なので、BurggStadthalle駅。
直訳すると・・・
え〜〜・・・
ま、大事なのはどこにいて、どこに向かうのか(笑)
なんとなくリング方面(山手線みたいに回っているところ)に向かっていこうと。
とりあえず乗り込んでみたものの、
なんとなく肌感覚で・・・「逆方向っぽい」
お隣の、
「Westbahnhof」直訳すると西駅。
もう直訳はいいか。それしかわからないし(笑)
逆方向ですね。
また戻るトラムに乗れば次は大丈夫!!
~Misson~ ガーネットを巡るツアー!?
そもそも、ウィーンではどこに行くのか?
前編でも少し触れていますが、「416カラットのガーネット」を使った
ハプスブルグ家の「双頭の鷲」の取材。これがメーン。
でも、もちろんそれだけではない。
実はミュンヘンショー出展が決まってから、
日本の各地のショーに出展したときに、
「ガーネット好きの皆様」と話しまして
「ウィーンのおすすめ」をインタビュー。
その「ガーネット好きの皆様」のおすすめ、つまりガーネット繋がり、と
すこし強引ではありますが、ガーネットがご縁で教えていただいた情報で
これは、ミッションとしてなるべくコンプリートしていこうということに。
【Misson】
・ハプスブルグ家 416カラットのガーネット「双頭の鷲」
以下、ガーネット好きの皆様オススメのミッション
・シシィ博物館(Sisi Museum)
・シェーンブルン宮殿(Schoenbrunn Palace)
・ベルヴェデーレ宮殿(Belvedere Palace Museum)
・ナッシュマルクト(Naschmarkt)
・ホイリゲ(伝統的な居酒屋?)
・博物館地区 (ウィーン ミュージアム クォーター MuseumsQuartier Wien)
以下、ガーネット好きの皆様オススメのグルメ
・ウィンナーシュニッツェル(子牛のカツレツ)
・シュヴァルツヴァルト キルシュクーヘン
・アッフェルシュトゥルーデル
・ザッハトルテ(デーメル)
ミュンヘンショーで知り合ったミュンヘン工大の教授オススメ
・ウィーン自然史博物館 Natural History Museum (Naturhistorisches Museum)
他力(ガーネット繋がり)本願で決めていただいたミッション。
1日半でどこまで周れるのか!!
一生行く事は無いと思っていた。
いきなりトラムで逆方向に行ったあと、
多分順調にリング方面に向かっていると思われる。。
もう完全に半信半疑。
英語やドイツ語が堪能なら、もちろんそれほど苦にはならないのかもしれない。
どちらも堪能ではなく、このレポートを見ていただいてもわかるとおり
日本語も堪能ではない(笑)のではないか?と思ってしまう。
必要に迫られる時は、片言の英語またはジェスチャーにてコミュニケーションをとるスタイル。
その他は、基本的に「独り言」である。
そんなトラムでの移動中、カメラをぶら下げ街並を撮影していたり
地図を眺めて、目的地や移動手段を確認していると、
なにやら目線を感じる。
私はトラムの一番端の車両に立って乗っている。
その向かい側に立っている老人だ。
トラムなので路面電車。それほど車幅があるわけではない。
じいさんはすぐそこにいる。
なにやら、言っている。じいさん。
カメラを指差している。
でも、ほとんどわからない。じいさん。
英語で話しているので、かろうじて単語は拾えそう。
まぁ会話になっているのか、なっていないのか?
カメラはニコンというメーカーで、レンズは日本製でとか。
ウィーンは初めて来た、とか。そんなことを言ってみた。
理解してくれたのかな?じいさん(笑)
ついでなので、地図を指して「ここに行きたい」と。
初めの目的地「双頭の鷲」が展示してある所。
Kaiserliche Schatzkammer Wien
リングの中心、王宮(ホーフブルグ)のあたりだった。
「シャツカマーってどこですか?」と、じいさんに聞く。
やはりホーフブルグの近くのようだが、
「この辺だから、おりなさい」と言う感じで、じいさんと下車。
じいさんは、地図をみて親切に教えてくれた。
最終的には「ホーフブルグあたり」ということだったのだが、
ジェントルマンだった。
ウィーンに来て一般の人と初めて話をした。
名前はわからなかったが、一緒に写真を撮った。
私は御礼を言って、じいさんは反対側の道を渡った。
ホーフブルグ方面に通りを歩いてると、
その一角と思われる建物にさしかかる。
地図でみると、美術史美術館とある。
以前ネットで「双頭の鷲」を検索すると、展示場所は「美術史美術館」と書かれていた記事をみたのだが、昔はここだったのだろうか?
さすがに、ヨーロッパという雰囲気。
その建物の向かい側には、
自然史博物館という、ミュンヘン工大の教授が教えてくれたオススメスポットが!!
入り口の「子ゾウ」が目印。
実はこの時点で、夕方にさしかかろうとしていたので
時間的に厳しいので、明日行こうと決めた。
そして、ホーフブルグへの門に差しかかる。
すると、一人の男性が声をかけてくる。
片言の日本語まじり(笑)
いかにも、あやしい売り込み(笑)
オペラのチケットだ。
たしかに音楽の都、芸術の都とも言われている「ウィーン」。興味はある。
せっかくなので、何かしら経験してみたい。
・・・でも、怪しすぎなので、ここは足早に門の方に。
門をくぐると、見えてくるのが
ウィーンの中心、ホーフブルグ。
たくさんの観光客と、スケールの大きい庭園など。
Kaiserliche Schatzkammerは、このあたりなのだが・・・
(3)がシャツカマー。
どんどん中に入ってゆく。
セグウェイで観光している人たちもいる。
そのまま進むと、そこは、オーストリア皇后エリザベート、通称シシィ博物館(Sisi Museum)
ここはミッションのリストなのでまずはここから。
入り口の券売機でチケットを買うと、
1Fは迷路の様になっている。かなりわかりにくい。
ハプスブルグ家の調度品が展示してある。
2Fからは、エリザベートの博物館。
迷路を抜け、2Fへ。
ここから先は撮影禁止のため、ここまで。
エリザベートの壮絶な人生とドレスやジュエリーなど
たっぷりと鑑賞。
見終わると、だいぶ陽がしずみかけてきた。
観光地らしい乗り物も。
セグェイあり、馬車ありと時代を感じます。
次はいよいよ「双頭の鷲」をめざすべくシャツカマーを探す。
それほど大きな入り口ではなく、かなりわかりにくい。
そしてついに「シャツカマー」へ
チケットにも印刷されている、「王冠」がこのコーナーのメーンだ。
だが、言うまでもないが、目的はこれではない。
たしかに、このルビーとサファイアとダイアをつかった王冠もすばらしい。
だが、これはプロローグ。
いくつか部屋を進んでゆき、
・・・ついにご対面の時だ。
正直、
一生見る事はないのではないか?
と思っていたのだが・・・
ついに、目の前に。
「双頭の鷲」が鎮座している。
So-called
Hyacinth”La Bella”
setting:Vienna(?), c.1687
Garnet 416ct ,gold,silver gildes,enamel
ヒヤシンス ”ラ・ベッラ” と呼ばれている。
本物だ。
"La Bella"とは「美女」を意味するらしい。
その昔、黄色系やシナモン色の宝石の総称としてヒヤシンスとも呼ばれていた。
いまではヒヤシンスというとジルコンと思われる方が多いかもしれない。
ガーネットやトパーズ、ジルコンなど色でそう呼ばれたようだが、
この”ヒヤシンス”はガーネットなのだ。
さらに、416カラット。
深紅ではあるが、透明感が感じられるツルンとした存在感。
言葉を失う。
とりあえず
ガーネットファンズバッヂと一緒に。
このコーナーでの写真撮影時間は、
ほかの来場している人の中で一番長いという自負はあります(笑)たぶん。
写真をとったり、動画を撮ったり。
ヒヤシンス ”ラ・ベッラ” と一緒に展示されている、
アメジストやオパールなども驚き。装飾やオパールの大きさも圧巻。
ガーネットがメーンになっている展示物が他にないか、見てみたが
これだけだったようだ。
装飾品の中で、セミプレシャスストーンと
括られている中におそらくガーネットらしい宝石が入っているものも。
こちらのエメラルド。2680カラット!?
ナポレオンが子供のために作った「ゆりかご」鷲が見守っています。
絢爛豪華な調度品の数々。
とてもお伝えしきれませんので、
詳しくはオフィシャルサイトをご覧下さい。
http://www.kaiserliche-schatzkammer.at/
無事に目的の「ガーネット」の取材が終わり
外に出ると、
辺りは真っ暗となっていた。
今日の「ガーネットつながり」は、ここまで。
他のミッションは、明日1日でどこまでクリアできるか!!
といったところで、
せっかくなので「音楽の都、芸術の都」も気になるところ。
予定は未定!!行き当たりばったり
さっきのオペラ勧誘は怪しすぎるので、
日本にいる時にネットで調べた時に楽友協会というところで
「ピアノリサイタル」があるという事を思い出した。
そして入場料金が数ユーロからあるとのこと。
ウィーン楽友協会(Wiener Musikverein)
とりあえず、ウロウロと歩いて場所を探す。
あたりが暗いということと、初めての場所ということもあり
目的地をみつけることができない!!!
あきらめかけた時、通りの反対側のブロックだったことに気がつく。
まだ開場していないので、人もまばら。
今日は「Leif Ove Andsnes」という奏者のピアノリサイタルのようだ。
裏にチケット購入の窓口があったので、恐る恐る聞いてみることに。
こういったところは初めてなので、一番お安いところでいいかな?と思っていました。
座席表を見せられて、空いている席を案内される。
「ここが、とても良い席ですよ」ってどんどん高い、前の方を勧めてくる(笑)
どうやら、一番リーズナブルなところは立ち見席らしい。
結局、後ろの方の席だけど、隣が空いているところで通路側を選ぶことに。
開場まであと1時間くらい時間がある。
中途半端な時間なので、あたりを歩く。
コンビニが近くにあったので、パンとビールでとりあえず小腹を満たす。
あたりまえに、ざくろも置いてあるので、見つけると写真を撮ってしまいます(笑)
19:30開始なので、少し前に会場に戻る。
すると、たくさんの人たちで溢れ返っていた。
どちらかというと、年齢層は高め。
男性はスーツが多く、女性もおしゃれをしている。
完全にフラッと立ち寄った感のシャツにジーンズ。
チケットを持って2Fの会場へ向かおうとすると、
呼び止められる!!!
なんと言われているのかはわからないが、
ジェスチャーで「ダウンを脱いで」という感じ。
たしかに、クロークに荷物を預ける人の行列ができていた。
なんとかダウンを預ける。
そして、会場の方へ向かうと・・・
また、呼び止められる(笑)
おいおい、なんだよ〜!!
今度は、リュックがNGらしい!!!
そう、ドレスコードだ。
また、クロークの行列に並んで、荷物を渡す。
今度はどうだ!!!
・・・
なんとか無事に会場入ことができた。
洋服に関しては、ジーンズの人はいたけれど、
これもまた経験(言い訳)と言いつつ席についた。
ちなみに、この柵より手前が立ち見のひとたち。
立ち見は若い人が多いようだ。
しばらくすると、
ほぼ満席状態となり、一人の男性ピアニスト「Leif Ove Andsnes」が現れる。
ピーンと張りつめた空気に一気に変わる。
30分位でいくつかの曲を演奏する。
終わると、一旦奏者は舞台から下がる。
そして、会場は手拍子に包まれる。
アンコールのようだ。
そして、またピアノまで戻り、お辞儀をして下がる。
しばらく休憩時間があり、また同じ奏者が
舞台に上がる。そしてまた張りつめた空気の中演奏がはじまる・・・
実は、朝からの移動と疲れ、そしてはじまる前のビールで
曲の半分くらいは、意識がとんでいました(笑)
この30分位が3セットでリサイタルは終了となるのですが、
最後の終わったあとのアンコールでは、同じ様に会場は手拍子。
そして、奏者が戻ってお辞儀。また舞台を下りる。
そして手拍子。下りる。3回くらいあったでしょうか。
この手拍子のやりとりの間に、観客の1割くらいは席を立ち
帰っていきます。
それでもまだ手拍子のやりとりは終わらず・・・
最後はなんと、手拍子に応え、アンコールはショパンのポロネーズ「英雄」で
感動的に締めくくられました。
時間も時間なので、すこし街をあるきます。
食べ物屋、飲み屋らしき通りがありましたが、終了モード。
Uバーンでホテルに戻ります。
もちろん「ガーネット」に興味が無くても大丈夫(笑)
ホテルに戻ったあとは、翌日のまるまる1日の予定を確認。
トラムやUバーン(地下鉄)の内容がなんとなく頭にはいってきたので、
どのようなルートで向かうか考えます。
最低限というか行こうとする予定は立てるのですが、
寄り道、変更を考慮して、アバウトのままとして床に着きます。
今回宿泊したホテルは、
エクスペディアさんのホテル予約なのですが、
朝食がめちゃくちゃ美味しいという情報もあり、ARCOTEL Wimberger Wienという所に決定。
その朝食は、まぁ普通といえば普通(笑)品数はとても多く
日本ではあまり見かけない食べ物もありました。
さて、朝食も堪能。支度をして、本日のミッションへ。
・シェーンブルン宮殿
・ナッシュマルクト
・ベルベデーレ宮殿
・自然史博物館
・ミュージアムクオーター
・ザッハトルテ(デーメル)
おおまかな予定はこんなところ。
朝一から動き出します!!
予定だけみると、すでに「ガーネット」は関係ない感じです(笑)
いまさらなのですが、2015年11月2日の情報ですので
変わらないところもありますでしょうし、変わっているところも
あるかもしれません。
もし、何かのきっかけで、ウィーンに行くことがあった方の役に
立つことができるのなら幸いです。
ホテルからは、お隣のウィーン西駅まで、徒歩で。
そこからトラムでシェーンブルンを目指します。
乗り換えなしなので、
近くまでくるとシェーンブルンの大きな建物が目に入ってきます。
シェーンブルン宮殿へ(Schoenbrunn Palace)
ウィーンの観光名所として、こちらは王道の宮殿です。
宮殿の建物内は撮影禁止でしたので、外観まで。
秋のウィーン。
友情。
シェーンブルン宮殿から、
ナッシュマルクトへはUバーン(地下鉄)で向かいます。
宮殿からシェーンブルンまで少し距離がありますが徒歩で。
犬には気付かれました(笑)
ナッシュマルクト(Naschmarkt)
Uバーンのシェーンブルン駅から1本。
数駅で着く。
ナッシュマルクトとは「つまみ食い市場」と言われるウィーンで一番古い市場。
マルクトはマーケットか。
なんだか楽しそうな雰囲気!!
ここに来て思い出します。
なんだか見覚えがある様な・・・。
これ、前日の夜に・・・
あ、ここだった!!!
そうだったのです。昨夜は暗くてお店もやっていなかった、あの市場。
日中はこんな感じだったんですね!!全く違う!!
お花や、雑貨も。
ドライフルーツもあり、試食を勧められます。
果物や見たことのない野菜もたくさん!!
おっ!
ガーネットフルーツ(笑)
もう、条件反射的に写真を撮らずにはいられない体になってしまいました(笑)
柘榴ジュース!!
もう、
こうなっちゃったら飲むでしょう(笑)
実は絞りたて100%の柘榴ジュースって、
これが初めてなんです!!
「めちゃくちゃ美味い!!!」
いままで、ざくろ味の食べ物、飲み物をいただいてきましたが、
作られた感はやっぱりありました。
これはいいですね!!100%ザクロジュース!!
お肉や魚、いろいろな食べ物やレストラン、
カフェなど時間があればゆっくりと楽しみたいスポットです!!
市場の端から端まで一通り制覇。
次の目的地ベルヴェデーレ宮殿へ向かいます。
ベルヴェデーレ宮殿(Belvedere Palace Museum)
こちらの宮殿内も撮影ができないので、外観のみで。
ちょうど「クリムト展」が開催されていましたので
芸術に触れてきました。
中には観光客がたくさんいます。
さて、もうお昼をまわってしまっていますので
ミュージアムクォーターを見つつランチタイムの予定。
博物館地区 (ウィーン ミュージアム クォーター MuseumsQuartier Wien)周辺
ミュージアムクォーターに寄ってみたのですが、
思った感じではなく、すぐに出てしまいました。
そのすぐ近くの通りには、なんでしょう?
Tシャツが、ずーっと干してあります(笑)
なにかのイベントなんでしょうが、よくわかりません。作品?
そんなウィンドーショッピングをしてると、スウィーツのお店が!!
これは、ミッションにあった、アッフェルシュトゥルーデル!!
食べなかったのですが、一応ミッション?!
ウィーン自然史博物館 Natural History Museum (Naturhistorisches Museum)へ
ミュージアムクォーターの近くにある、ウィーン自然史博物館。
昨日、建物のところまで来たのですが2日目に変更しました。
子ゾウの目印のところ。
さぁ、行くか?と思ったのだが、
「あれ、扉が開かない?」昨日は開いて、
一度ちらっとのぞいたら受付らしきところがあった扉。
「入り口が違うのか?」
そう思い、大きな建物の周りを見てみたのだけれど
どこにも入り口らしきものがない!!!
まさか!!
そうなんです、今日は休みだったのです!!!
後悔してもしかたないのですが、今回は諦めるほかありません。
最終の目的地ザッハトルテのお店へ
ウィーンの中では繁華街で、歩行者天国では有名な一角。
目的地は、ザッハトルテのお店。
ザッハトルテとは、オーストリアを代表するチョコレートケーキで
1832年にフランツ・ザッハー氏が考案したトルテ。
本家本元の「ザッハー」と、ハプスブルグ家(エリザベート)御用達の「デーメル」というお店があるが「ガーネット好き」の方におすすめされたのが「デーメル」でしたので、今回は「デーメル」を目指します。
カールスプラッツ駅からケルントナー通りという歩行者天国を地図を片手に、シュテファン大聖堂方面に向かいます。
本家本元のザッハーが見えてきます。観光客が写真を撮っていますのですぐにわかります。※という私も写真をとっています。
お店の中は、カフェとテイクアウトのショーケースがあります。
今回は「デーメル」が目的地ですし、店内も込み合っていますので見るだけで。。
ケルントナー通りを歩きます。
ずーっと進んでいくとシュテファン大聖堂が見えてきます。
このあたりの交差点は、交差する歩行者天国なので、
一段と賑わいが増していますね。
ザッハトルテの「デーメル」が近づいてきた。
昼食をとらずに、ザッハトルテは・・・ということで
丁度、よく見かけるファミレスのようなお店があったので
お腹を満たすことに。
メニューを見ると「ウィンナーシュニッツェル(子牛のカツレツ)」があるではないか!!
ということでオーダーして、またひとつミッションをクリア!!
薄く伸ばしたカツなのですが、日本で聞いた時には「顔くらい大きい」という話でしたが頼んだのは2枚セットであわせると、顔くらい大きいもの。1枚でもかなり大きい。それでも見た目ほどコッテリという訳ではないので、ペロリといけます。
地図をみて、さぁいよいよ「デーメル」というところまで来たら
なんか、事件?事故?っぽい。
もうすぐ目と鼻の先という距離。
しばらく待っていたのだけれど、一向に解除されない。
さらに、回り道が1ブロックというか、すごく大回りをしなければならず・・・。
ほどよく歩いてやっと最終目的地の「デーメル(DEMEL)」に到着!!
目立った看板やオープンカフェなどないので、
知らなければ通り過ぎてしまうくらい。
店内に入ると、すぐにテイクアウト用のショーケースとカウンター席。
その奥にはテーブル席と2Fへの階段。
一番奥にはガラス張りの厨房があり、パティシエたちがケーキを作っていました。
2Fの席につき、
ザッハトルテの生クリームトッピング。
それにウィンナーコーヒー。
ウィーンだからといってウィンナーコーヒーというわけでなく
そんなメニューもありません(笑)カフェラテです。
メニューを見たけれど、ドリンクだけでケーキは、別室にならんでいるものを
持ってくるスタイルのようだった。
システムがよくわからなかったのですが、普通にケーキ&トッピングもドリンクも一緒に
オーダーしてもテーブルまで持ってきてくれます。
ザッハトルテはお店によって味の差があるといわれていますが、
写真をみて、どう想像しますか?
「そんなに甘いもの食べちゃって〜」って
甘そうな感じがしませんか?
食べたことがある人はわかりますが、
見た目の予想を裏切るほどの、甘さひかえめ!!
これはチョコレートケーキもホイップクリームもなのです。
チョコレートケーキの中に杏のジャムが入っているのですが
この奸譎系がどちらかというと甘さを感じるくらいなので、
まったく重たくならない。
実際の所、DEMELの少し前に「ウィンナーシュニッツェル」を食べてますので
どうだろうかなぁ?と思っていましたが、ちょうどいい感じです。
この三角が「DEMELのザッハトルテ」の印。
エリザベートがこの味をこよなく愛したのか?
などと想いを馳せながら、おじさん一人でコーヒーとケーキを食べるのでした(笑)
ひとつの参考に
DEMELを後に、中心地を歩いてみますが、
徐々に日が暮れてきます。
例のTシャツ歩行者天国ですが、
中心から西駅までの区間でつづていました。
買い物がてら、散歩するのもいいですね。
***
翌朝、早朝便でウィーン〜フランクフルト〜成田の便で帰国しました。
実はフランクフルトの乗り換えが7時間ほどあったので、5時間くらいは、フランクフルトの市内も見て回ることができました!!ここでは省略させていただきます。
***
誰かのお役に立てたのなら幸いです。
今回「ガーネット繋がり」で、ほんの一部ではありますが、
ウィーンを知ることが出来ました。
ガーネット好きの皆様にアドバイスいただいたことで
短期間ではありますが、充実したスケジュールとなり
本当に感謝しております。
結局は、観光のレポじゃないか?という声も聞こえそうですが
自分もそうでしたが、知らない土地ではやはり事前にネットなどで
調べましたがありきたりの内容が多いのも事実。
今後、ウィーンの観光を計画中で「こんなのあったよー、参考にしてみてー」なんて
もし、この記事をみてどこかの誰かのお役に立てたのなら幸いです。
※Facebook、ツイッターなどSNSのシェアもOKですよ。
もちろん「ガーネットつながり」の”おかげさま”なのですが(笑)
ガーネット ウィーンへゆく(END)